
小学5・6年生用の新教科書「We Can !」に期待しましょう!
4月から小学5・6年生は週2時間の正科目としての英語が始まります。その教科書「We Can !」が現行の中学校教科書とはまったく違ったコンセプトで作られていて感銘を受けたことは前に書きました。
この教科書は語彙(単語と表現)を増やすことに注力しています。2年間で単語数がなんと700です。現在の中学生用の教科書は1000+αですからまったくコンセプトの違うものです。
そして2年後の2020年には「We Can !」で育った生徒用の新しい中学教科書が出てきます。これも同じコンセプトで作られていると信じます。そうすれば、中学3年終了時には3000語が期待できます。そして、高校卒業時に5~6,000語を期待したいものです。これでやっと他の国に近づくことができます。
イングリッシュコアでは、今回の改編を全面的に支持します。そして、小学5・6年の新入会の生徒さんは「We Can!」用のテキストを使用します。
大学入試に、英検・TOEFL・IELTSなどの民間試験を利用して英会話を入試に入れようという動きがありますが、抵抗勢力も多いようでもうぐだぐだになっています。もともと問題はそこではないから結果オーライですが、、
英会話をなんとか・・ということで、数十年にわたって改革が叫ばれてその都度語彙数も文章も減らしてきたために、英会話どころか英語力そのものを落としてきたことが問題でした。
バブルの頃までのほうが日本人の英語力は高かったと思います。中学・高校の教科書は今よりも内容が濃く、習得語数もたくさんありました。その後、詰め込み批判、、ゆとり教育、、オーラルアプローチ、、などの名のもとにカラフルなファッション雑誌のような中身がスカスカの教科書になってきて、今や中学校の3年間の教科書で習う語数はたったの1000語+αです。これでは英会話どころではありません。
小学5・6年生のみんな!
いっしょに「We Can!」で学習して英語を不自由なく使いこなせるようになろう!
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