
英検2級や準2級に合格してしまう小学1〜2年生!
よくあるケースですが、実はここからがむずかしい、、
商社と予備校講師をへて、大学受験のための英語塾を丸亀の自宅で開いていましたが、いつのまにか小学生が中心の英語教室になっていました。
10年ほど昔、セブでのリタイア生活を始める前のことでした。
インタースクールやプリスクールの卒業生は英検準2級程度であれば小学校低学年での合格はよくあることです。でも、実はその後の準1級までの道のりがとても険しいのです。
準1級レベルをこなすにためには、ふつうは中学生くらいにならないと精神年齢的な面からとても困難がともないます。
だからといってその間なにもしていないと、中学生になるころにはほとんど忘れてしまいます。ですから、プリスクールのあともなんとなく英語アフタースクールに通っている生徒さんが多いようですが、週に何日か通って日常会話の能力は維持できても、子供がそこでネイティブの先生と日常的に使う英語と準1級レベルで求められる英語の語彙は根本的に違ってきます。
また、準1級レベルの内容を理解するための指導には英検1級以上の日本人の先生が必要ですが、ふつうそのような先生は英会話スクールでは働いていません。
そんな事情もあって、丸亀市にあった教室はいつのまにかそのような小学生のための英語教室になりました。
セブ島での2年ほどのリタイヤ生活の後、2年前に高松市で英会話スクールを始めました。当初は大人の生徒さんが中心でしたが、ここ高松でもいつのまにか小学生の生徒さんが多くを占めるようになってきました。
もちろん、その多くは小学生になってからコアで初めて英語を始めたこどもたちですが、準2級や2級にすでに合格して移って来てくださっている生徒さんも多くいます。
彼らは現在小学3年から中学2年生ですが、最近見えてきたことは、小学生でも高学年生になると、2級レベルの英文にふつうに取り組めて数年後の中2〜高1で準1級合格を目ざすのが無理のないタイムスケジュールかなということです。
早期に英検準1級レベルを習得することの優位性は、かなり知られてきてはいますが、まだまだ目先の高校や大学受験にとらわれて、結果的にさまざまな面で不必要な努力や出費を強いられているご家庭が多いのではないでしょうか。この点については後日、、